岩手県は、北海道に次ぎ2番目に面積の大きい県。そこには海や山、川、平野と大自然の美しい景色が広がっている。 世界遺産に登録されている「平泉」や、陸中海岸を代表する景勝地である「浄土ヶ浜」など観光スポットもたくさん。 岩手グルメとしては、まずはなんといっても「わんこそば」。また盛岡冷麺や小岩井農場の乳製品も人気。
おすすめ温泉 ご当地グルメ 定番のお土産 岩手県の名産・特産

中尊寺金色堂は岩手県の平泉町にある、平安時代後期に奥州藤原氏により建立された仏堂。日本の平安時代の浄土教建築の代表で、当代の技術を集めたものとして国宝に指定されている。内外に金箔の押された「皆金色」の阿弥陀堂で、柱や天井、須弥壇の装飾にも、漆や螺鈿などが贅沢に使われている。

浄土ヶ浜は三陸復興国立公園にある三陸を代表する景勝地。火山岩から作られた白い岩と青い海のコントラストが美しい。夏には多くの海水浴客でにぎわう。遊覧船も出ており、船の上からその海岸美を楽しむことができる。

牛乳、コーヒー、ヨーグルトが有名な「小岩井乳業」。その牧場は岩手県盛岡市に隣接する雫石町にある。小岩井農場の広さは東京ドーム640個分日本最大級の広さ。構内には牛舎など、21棟の国の重要文化財が存在する。動物と触れ合ったり、アトラクションや、体験コーナーなど色んな楽しみ方がある。
鶯宿温泉は、岩手県雫石町にある温泉。温泉リゾートホテルから小さな旅館まで個性豊かな18軒の湯宿が立ち並ぶ。温泉街には、「うぐいす湯の里公園」という源泉かけ流しの足湯のある公園がある。泉質は、高齢者、子供にもやさしく、「家族の湯」といわれる単純温泉。
つなぎ温泉は、岩手県盛岡市にある御所湖畔にたたずむ温泉地。四季折々の景色を感じることのできる御所湖にはシンボルである「シオンの象」が立っている。泉質は「美肌の湯」のpH9.0のアルカリ泉。
花巻温泉は、岩手県花巻市にある温泉地。台川沿いに約15軒の湯宿が立ち並び、松や桜の並木が整備され、500坪の広さを持つバラ園もある。泉質は、「家族の湯」といわれる単純温泉と、「傷の湯」「脳卒中の湯」といわれるナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
八幡平温泉郷は、
岩手グルメといえば、わんこそば。給仕が一口大のそばを客の椀に次々にそばを入れ続け、満腹になるまで食べ続けるスタイルが基本。飽きないため、ネギや海苔、鰹節、大根おろしなど薬味が用意されている。店によってはマグロやとろろ、てんぷらなどが用意されている場合もある。
盛岡じゃじゃ麺は盛岡名物のご当地グルメ。温かい平打ちうどんに、キュウリや長ネギ、特製肉みそを乗せたもので、それを混ぜて食べる。麺を食べ終わった後の器に、卵を割り入れ、麺のゆで汁を使用したスープを注ぎいれた「チータンタン」を提供してくれる店もある。
まめぶ汁は、岩手県の久慈市山形町で古くから食べられてきた郷土料理。クルミや黒砂糖を包んだまめぶと呼ばれる団子を、野菜や焼き豆腐、油揚げなどと一緒に昆布と煮干しのダシで煮込んだもの。しょっぱいが甘いという不思議な味わい。
岩手県盛岡市は冷麺発祥の地。盛岡冷麺は、牛骨ダシをメインにしたスープに、押出し製法で作られる押し出し麺が入り、キムチ、キュウリなどの具材が乗っている。同じ皿に付け合わせとして果物が乗せられる場合が多い。
ジンギスカンといえば北海道だと思う人が多いだろうが、岩手県遠野市も「焼肉=ジンギスカン」というジンギスカンの街。羊の肉を南部鉄器のジンギスカン鍋で焼き上げる。焼いたあとタレにつけて食べる。
県名 | 岩手県 |
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人口 | 1,229,000 |
面積 | 15,280km2 |
県の木 | ナンブアカマツ |
県の花 | キリ |
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