愛媛県は、四国の北西部に位置する県で、本州からはしまなみ海道を通り渡ることができる。 ポンジュースのイメージが強いが、「松山城」や「今治城」など、伝統文化財も多く存在する。 そしてなんといっても天下の名湯「道後温泉」では、夏目漱石の『坊ちゃん』の世界観を味わいながら温泉も楽しむことができる。 また、「鯛めし」や「もぶり飯」など、瀬戸内海の恵みの詰まったグルメもたくさん味わうことができる魅力溢れる県。
おすすめ温泉 ご当地グルメ 定番のお土産 愛媛県の名産・特産
愛媛県の代表的な観光スポットといえば、「松山城」。関ケ原の戦いで活躍した加藤嘉明が1602年に築城を開始した。天守閣を構える優美な姿は、城好きからの人気も高い。天守、櫓6棟、門7棟、塀7枚と多くの重要文化財がある。天守からは松山市街地を眺めることができる。
西日本最高峰の山といわれている「石鎚山」。愛媛県の西条市と久万高原町の間に位置する。登山もできるが、ロープウェイで途中まで登ることもできる。秋には紅葉を楽しむことができる。頂上からは瀬戸内海や四国の山並みを眺めることができる。
「今治城」は、城づくりの名人である藤堂高虎によって1604年に築城された、日本初の層塔型天守をもつ城。三重の堀に海水が引き込まれているという変わった構造で、船で海から直接堀に入ることができる。5層6層の天守は展望台になっている。
「道後温泉」は、愛媛県松山市にある温泉地。3000年もの歴史をもち、「日本書記」や「万葉集」、「源氏物語」にも出てくる日本最古の温泉といわれている。夏目漱石の「坊ちゃん」の舞台にもなった。泉質は、肌にやさしく「美人の湯」ともいわれているアルカリ性単純温泉。
「奥道後温泉」は、道後温泉から4㎞程離れた温泉地。湯量の豊富さは松山一で、道後温泉にも供給を行っている。泉質は、肌にやさしく「美人の湯」や「「生活習慣病の湯」」ともいわれるアルカリ性単純硫黄泉。
「鈍川温泉」は、愛媛県今治市にある、平安時代に開湯され、今治藩の湯治場として栄えた。春には桜や菜の花を見ることができる。泉質は、ラドンを多く含む単純温泉で「美人の湯」といわれている。
「伊予さつま」は、愛媛県の郷土料理で、愛媛県の魚を使ったみそ味の鍋料理。焼いてほぐした鯛の身に味噌を加えてだし汁で溶き、麦ご飯にかけて食べる。鹿児島の「冷や汁」に似た料理。
愛媛県には二種類の「鯛めし」が存在する。中予~東予地方では焼いた鯛ごと炊いた「松山鯛めし」、南予地方ではタレで漬け込んだ鯛のお刺身をごはんにのせた「宇和島鯛めし」。どちらも絶品なので食べ比べてみるのもよし。
「もぶり飯」は、瀬戸内海の海鮮を使った愛媛県の郷土料理。祝い事や客をもてなす際に食べられてきた。松山では混ぜることを「もぶる」ということからこのように呼ばれるようになった。
「じゃこ天」は、愛媛県南部でつくられる特産品。ホタルジャコの頭と内臓を取り除き、すり身にしたものを揚げた料理。
「鍋焼きうどん」は、愛媛県松山のソウルフード。市内では多くの鍋焼きうどん店が存在する。アルミ鍋で提供され、あまくて優しいダシで、うどんは柔らかく煮込まれている。
県名 | 愛媛県 |
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人口 | 1,342,000人 |
面積 | 5,676km2 |
県の木 | マツ |
県の花 | みかんの花 |
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