佐賀県は九州の北西部に位置し、焼き物の産地として有名。また、日本最大級の弥生時代の環濠集落を見ることができる、吉野ケ里遺跡で日本の古文化を感じることができる。玄界灘と有明海の2つの海に接しており、イカの名産地。 日本三大美肌の湯である「嬉野温泉」などもあり、温泉も数多く存在する。
おすすめ温泉 ご当地グルメ 定番のお土産 佐賀県の名産・特産
江戸時代を通じて唐津藩の藩庁であった、唐津城。東西に伸びる松原が両翼を広げた鶴のように見えることから、別名「舞鶴城」と呼ばれる。その展望所からは、玄界灘と虹の松原の雄大な景観を臨むことができる。
弥生時代の遺跡の中でも、日本最大の規模を誇る、吉野ケ里遺跡。弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、弥生時代700年の移り変わりを知ることができる。それ以外にも広い遊べる公園となっており、家族全員が楽しむことができる。
「虹の松原」は、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原のひとつに数えられる景勝地。国内の松原で唯一の“特別名勝”にも指定されている。そして、数々の不思議な伝説がある場所としても有名。
「嬉野温泉」は、佐賀県嬉野市にある嬉野川の清流沿いに位置する温泉地。泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」と、ナトリウムを多く含む重曹泉で「日本三大美肌の湯」のひとつとしてうたわれている。温泉を利用した「温泉湯豆腐」と嬉野茶が名物。
佐賀県武雄市にある「武雄温泉」は、1300年の歴史のある温泉。竜宮を思わせる「楼門」は温泉街のシンボルで、国の重要文化財に指定されている。泉質は、さまざまな成分が程よく入った弱アルカリ単純泉で、保温性に優れた「美人湯」として有名。
有田焼が有名な佐賀県有田市にある有田温泉は、驚くほどの「ヌルヌル温泉」。泉質は、炭酸水素塩冷鉱泉低調性アルカリ性冷鉱泉で、美容液に浸かっているような感覚。源泉は17度の冷鉱泉で、源泉かけ流しのひんやりとした温泉も楽しむことができる。
佐賀県唐津市呼子町の名物といえば、呼子イカ。玄海の海で育まれた獲れたての「いかの活き造り」は透明に透き通っていて、その甘みと歯ごたえは呼子イカならではの味わい。
呼子名物の一つ、いかしゅうまい。余ったイカを無駄にしないようにと、海中レストランで提供されたのがきっかけ。イカのすり身を使ったふんわり、プリプリの食感と、細かく刻んだ皮をまぶしたシュウマイ。
佐賀牛は、佐賀県のご当地ブランド牛。全国でも「仙台牛」につぎ二番目に厳しい基準をクリアした和牛にのみ「佐賀牛」となる。肉の甘みとしつこくない脂質が特徴。
お隣長崎県の佐世保バーガーにインスパイアされたといわれている、からつバーガー。基本的には佐賀県の観光名所の「虹の松原」の駐車場で移動販売形式をとり販売しているが、佐賀県内の店舗でも食べることができる。
嬉野温泉名物の「温泉湯どうふ」は、江戸時代から愛されている。温泉水で湯豆腐を作ると、スープに豆腐が溶け出し、スープが白濁して柔らかい食感になる。シメは雑炊でいただく。
佐賀県といえばいかしゅうまい。ふわふわぷりぷりの歯ごたえのいかしゅうまいはお土産でも人気。
「松露饅頭」は、餡をカステラ生地で丸く包んだお菓子。虹の松原に生える高級キノコの松露に似ていることからこの名前が付けられたという。
「さが錦」は、小麦粉、米粉、山芋、卵を主材料にし、豆類、または栗を混ぜ込んだ浮島という和風の柔らかな蒸し菓子をベースとし、その上下に薄くカットしたバウムクーヘンを載せ、チョコレートで貼り合わせた、和洋折衷の菓子。
「小城羊羹」は、出来上がった羊羹を冷やし、表面を手ぼうきでしゃりっと白く糖化させたお菓子。
「丸ぼうろ」は佐賀県を代表するお菓子のひとつ。小麦粉、卵、砂糖が原料で、丸い形に成形され焼かれる。トースターで焼くとカリっとして美味しい。/p>
県名 | 佐賀県 |
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人口 | 815,200人 |
面積 | 2,441km2 |
県の木 | クスノキ |
県の花 | クスの花 |
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