山梨県は、中部地方に位置し、霊峰富士の自然に恵まれた県。甲斐の名将武田信玄によって甲府の町が整備され、発展を遂げた。 中でも有名な「富士五湖」は、河口湖・西湖・山中湖・本栖湖・精進湖の総称で、各々の湖にそれぞれの魅力がある。湖畔アクティビティなどを楽しむことができる。 富士急ハイランドや、御殿場アウトレットなど、レジャースポットも多彩。 また、石和温泉や下部温泉など、温泉地も各地に存在している。
おすすめ温泉 ご当地グルメ 定番のお土産 山梨県の名産・特産

忍野八海は、世界文化遺産にも登録されている、富士山の伏流水の湧水池。「出口池」「お釜池」「底抜池」「銚子池」「湧池」「濁池」「鏡池」「菖蒲池」の8つの湧水池の総称。もともと富士山信仰の巡礼地で、一番霊場から八番霊場まで禊の順番が決まっている。富士の湧水は透明度が非常に高く、人工池の「中池」では、8mもの深さのまで透き通ったコバルトブルーの中に泳ぐ鯉を見ることができる。

河口湖オルゴールの森美術館は、南都留郡河口湖町にある中世のヨーロッパをイメージしたオルゴールがテーマである美術館。豪華客船「タイタニック号」に載せる予定であったという自動演奏楽器や、世界最大規模のダンスオルガンなどの音や美しさを楽しむことができる。オルゴールの製作体験もできる。

鳴沢氷穴は、青木ヶ原樹海の東の入口に位置する、富士山麓の代表的な溶岩洞窟のひとつ。1200年前に富士山の側火山の「長尾山」の噴火によって流れ込んだ溶岩が固まって形成された。内部の気温は平均3度と低く、年中氷におおわれている。
石和温泉は、山梨県笛吹市の甲府盆地に位置する温泉郷。昭和36年に突如ブドウ畑から高温泉が噴出し、青空温泉として注目を浴びた。「新日本観光地」では全国3位に数えられ、多くの観光客が訪れている。泉質は、アルカリ性単純温泉で、美肌の湯として親しまれている。
「富士五湖」のひとつ、河口湖畔にホテルや旅館が立ち並ぶ温泉地。「麗峰の湯」「天水の湯」「霊水の湯」「芙蓉の湯」「秀麗の湯」の5つの源泉が湧出している。泉質は「傷の湯」「脳卒中の湯」ともいわれる硫酸塩泉。
下部温泉は、富士山の西側に流れる下部川沿いにある温泉郷。「武田信玄の隠し湯」として知られ古くから湯治場として親しまれているこの温泉は、名湯100選に選ばれている。泉質は、温泉の硬度が150程度と日本国内ではかなり高い鉱泉の単純温泉。
山梨県の郷土料理といえば、「ほうとう」。太めのうどんを野菜とともに、味噌仕立てにして煮込んでいる。鉄鍋で提供される場合がほとんど。
「富士まぶし」は名古屋名物のひつまぶしをアレンジしたもの。米粉をまぶして揚げたニジマスが入った炊き込みご飯。
甲府市で町おこしのために「甲州鳥もつ煮」が食されるようになった。当初は鳥の持つ部分が捨てられており、美味しく食べられるように工夫して作られ、広く食べられるようになった。
「吉田うどん」は、山梨県富士吉田市周辺で食べられている郷土料理のうどん。コシの強い麺に、煮干や椎茸のダシを用いられることが多い。
小麦粉を練って一口大にしたものを野菜とともに味噌味に煮込まれることが多い。小麦粉で練ったものを3㎝四方くらいの正方形に切り、一方の隣りあった2つの角をつまんでくっつけて作るその形が、農作業で使われる道具である「箕」に似ていることから「みの」と呼ばれていたが、そのうち「みみ」と呼ばれることになった。
県名 | 山梨県 |
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人口 | 81.72人 |
面積 | 4,465km2 |
県の木 | カエデ |
県の花 | フジザクラ |
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